
11月18日、FBC おじゃまっテレ きょうのイチオシ「健康いちばん」で メノポハンドについての放送がありました。

「メノポハンド」とは「更年期の手」という意味です。女性は更年期になると女性ホルモンが急激に低下し、そのために様々な更年期症状が出ますが、手指には変形・痛み・こわばり・しびれといった症状が出ます。代表的な病気としては、へバーデン結節、ブシャール結節、ばね指、手根管症候群、母指CM関節症、ドケルバン病(腱鞘炎)です。
大切なことは、手の不調を感じたら早めに治療を開始することです。症状が出始めてから変形が進行するまでには5年から10年かかります。これまでは「年のせい」といってあきらめてきた症状も、早めにエクオールを摂取することで進行を遅らせる可能性もあります。
また、進行した症状に対しては「動注治療」という方法もあります。
ご自身の症状が気になる方は、お気軽に受診してください。
スポーツの秋、食欲の秋。
朝と日中の気温差が著しいこの季節ですが、みなさんは何かスポーツを楽しんでいますか?
今回は小学高学年から中学生、発育期・成長期の「膝下・お皿の下辺り」に激しい痛みが出る「オスグッドシュラッター病」の治療についてお話させて頂きます。
バスケットやバドミントン、サッカーなど飛んだり跳ねたりが多いスポーツで発症しやすいのですが、適切な早期治療により症状を和らげることが可能です。
膝下に痛みがでてきたら、アイスパックや濡れタオルなどで冷やす。
痛みが治まったたら、小まめに膝上から足のつけ根までの筋肉を揉みほぐす。
その後は以下のようなストレッチをお勧めします。
また当院では必要に応じて拡散型圧力波治療(マスターパルス医療機器使用)を実施し、痛みの早期緩和を目指しています。
<対処方法の流れ>
➀アイスパック
②大腿部(ももの筋肉)のマッサージ
③大腿部のストレッチ(立位や横向き)
横向きストレッチ

拡散型圧力波治療

拡散型圧力波治療に興味があれば、是非ご一報下さい。
10月15日、福井ブローウィンズの試合を観戦してきました。

平日ナイトゲームにもかかわらず、3500人超えの観客がセーレンドリームアリーナに詰めかけました。

この日の対戦相手は、今シーズン開幕から4連勝中の信州ブレイブウォーリアーズ!!強敵です。

試合開始直後から、ディフェンスの強度が勝るブローウィンズペースで試合は展開。
終始リードを保って勝利しました!

今シーズンの目標「B2制覇」を目指して勝ち続けてほしいです!
10月8日(水曜、休診日)天候は曇り・霧でしたが、紅葉は待っていてくれませんので、頑張って白山に登って来ました。
弥陀ヶ原・室堂の紅葉は今一つでしたが、お花松原の紅葉は素晴らしかったです。
①お花松原
②ナナカマドの紅葉
③ナナカマドの紅葉
④クロマメノキの紅葉
⑤ナナカマドの実と御前峰
10月3日の朝日新聞に院長の取材記事が掲載されました!!
思ってたよりも大きく載っていてびっくりしました。
当院を受診された際には待合室に展示してある写真もご覧ください。



小指以外がしびれる、ひどい時は夜間に目が覚めてしまう、細かいものがうまくつまめないというような症状はないでしょうか?
この様な症状がある場合、手根管症候群の可能性があります。
症状が悪化すると、服のボタンかけやポケットから物が出しにくくなる等、指先の細かい動きが障害されます。
また、ケガや火傷をしても気付けないというリスクも出てきます。


※ 日本手外科学会 手外科シリーズ 1.手根管症候群より引用
この様な症状がみられる場合はご来院ください。
理事長の石黒基です。
先日、日本整形外科学会よりポスターが届きました。
そのうちの1枚が、推しの漫画「テノゲカ」のポスターでした。

連載は終わってしまいましたが、日整会から届いたっていうのがなんかうれしいことでした。
さっそく診察室前に貼らせていただきました。



ちなみに、10月8日が「骨と関節の日」
8月10日が「手(ハンド)の日」 だそうです。
こんにちは。
今月はパワープレートという振動する機械について説明します。
パワープレートは、一般的な震えるマシンとは違い、上下・左右・前後の3方向に揺れる特徴があります。
ストレッチや筋力トレーニングに有効で使用された患者さんもいらっしゃるかと思います。
なぜ振動を加えるとストレッチや筋力トレーニングの効果が高まるのか?
振動の上でストレッチを行うことで、筋肉が緊張して硬くなっていると感覚器官が勘違いし、脳に筋肉を緩める信号を送ることにより、通常よりもストレッチ効果が得られます。
また、筋力トレーニングに振動を加えると、微細な揺れに身体がバランスを崩さないように筋肉を調整しようとするため、短時間でも筋力を上げる効果が得られます。
さらに血管にも振動を与えることで、ポンプのような刺激が加わって血流が良くなり、マッサージ効果も得られます。

ポイント的に筋のリラクゼーションを得たい方は下図のパルスミニのような器具もあるため、気になる方はお声かけください。

今回は効率的な筋力トレーニングを行う為に注意して欲しいことについてお話します。
筋肉の収縮にはいくつか種類がありますが、主にトレーニングで用いるのには「求心性収縮」と「遠心性収縮」の二種類です。
スクワットをする時の大腿四頭筋(ふとももの前面の筋肉)を例にすると、膝を伸ばして立ち上がる時の収縮が「求心性収縮」、ゆっくり膝を曲げていく時の収縮が「遠心性収縮」です。
この二つの収縮ですが、「求心性収縮」よりも「遠心性収縮」の方が筋力増強・筋肥大が起こりやすいといわれており、「遠心性収縮」をうまく使うと効率よくトレーニングが行えます。
具体的には力を入れて曲げたり伸ばしたりする「求心性収縮」に2秒、元の位置に戻す「遠心性収縮」に4秒、時間をかけてみましょう。






ゆっくり戻すことを意識するだけで、これまで楽にできていたトレーニングでもきつく感じるようになるかもしれません。
せっかくのトレーニング、効果的かつ効率的にトレーニングを行いましょう。
理事長の石黒基です。
せっかく万博しているのだから行かなきゃ損と思い、行ってきました。
連休に行ったので半端ない混雑でしたが、その中でフランス館をご紹介します。

これがフランス館。結構並んでいましたが、20分ほどで入れました。

多数のヴィトンのトランクが並ぶ部屋 鏡の効果で無数に見えます。

中央のトランクの上にはロダンの彫刻が! 合わさる手/ロダン「大聖堂」

守りの手/ロダン「左手と右手のアッサンブラージュ」

オリーブの木 樹齢千年だそうです

分かち合う手/ロダン「恋人たちの手」

形づくる手/ロダン「ピエールとジャック・ド・ウィサン、左手」

「愛とアルザスワインほど、悩みを忘れさせてくれるのによい方法はない」ジョセフ・グラフ

創造する手/ロダン「ふたつの左手(別名 ハンズNo.2)」
事前学習はあまりしていなかったのですが、ロダンの手の彫刻が5つもあって、見ごたえがありました。
そういえば漫画「テノゲカ」の手塚一心が手外科を志したのはフランスのアルザス大学でしたね。