たわらまち整形外科・内科クリニック
整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科/内科/消化器内科/外科
福井県福井市文京2丁目1-15(田原町駅北隣)
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ブログ

スタッフブログ オスグッドシュラッター病

2025/11/8(土)

スポーツの秋、食欲の秋。

朝と日中の気温差が著しいこの季節ですが、みなさんは何かスポーツを楽しんでいますか?

 

今回は小学高学年から中学生、発育期・成長期の「膝下・お皿の下辺り」に激しい痛みが出る「オスグッドシュラッター病」の治療についてお話させて頂きます。

バスケットやバドミントン、サッカーなど飛んだり跳ねたりが多いスポーツで発症しやすいのですが、適切な早期治療により症状を和らげることが可能です。

膝下に痛みがでてきたら、アイスパックや濡れタオルなどで冷やす。

痛みが治まったたら、小まめに膝上から足のつけ根までの筋肉を揉みほぐす。

その後は以下のようなストレッチをお勧めします。

また当院では必要に応じて拡散型圧力波治療(マスターパルス医療機器使用)を実施し、痛みの早期緩和を目指しています。

 

<対処方法の流れ>

➀アイスパック

②大腿部(ももの筋肉)のマッサージ

③大腿部のストレッチ(立位や横向き) 

 

横向きストレッチ 

 

拡散型圧力波治療

 

拡散型圧力波治療に興味があれば、是非ご一報下さい。

スタッフブログ 福井ブローウィンズ観戦

2025/10/23(木)

10月15日、福井ブローウィンズの試合を観戦してきました。

 

平日ナイトゲームにもかかわらず、3500人超えの観客がセーレンドリームアリーナに詰めかけました。

 

この日の対戦相手は、今シーズン開幕から4連勝中の信州ブレイブウォーリアーズ!!強敵です。

 

試合開始直後から、ディフェンスの強度が勝るブローウィンズペースで試合は展開。

終始リードを保って勝利しました!

 

今シーズンの目標「B2制覇」を目指して勝ち続けてほしいです!

 

スタッフブログ 手のしびれ その1

2025/10/2(木)

小指以外がしびれる、ひどい時は夜間に目が覚めてしまう、細かいものがうまくつまめないというような症状はないでしょうか?

この様な症状がある場合、手根管症候群の可能性があります。

症状が悪化すると、服のボタンかけやポケットから物が出しにくくなる等、指先の細かい動きが障害されます。

また、ケガや火傷をしても気付けないというリスクも出てきます。

※ 日本手外科学会 手外科シリーズ 1.手根管症候群より引用

 

この様な症状がみられる場合はご来院ください。

スタッフブログ パワープレート

2025/9/9(火)

こんにちは。

今月はパワープレートという振動する機械について説明します。

パワープレートは、一般的な震えるマシンとは違い、上下・左右・前後の3方向に揺れる特徴があります。

ストレッチや筋力トレーニングに有効で使用された患者さんもいらっしゃるかと思います。

 

なぜ振動を加えるとストレッチや筋力トレーニングの効果が高まるのか?

振動の上でストレッチを行うことで、筋肉が緊張して硬くなっていると感覚器官が勘違いし、脳に筋肉を緩める信号を送ることにより、通常よりもストレッチ効果が得られます。

また、筋力トレーニングに振動を加えると、微細な揺れに身体がバランスを崩さないように筋肉を調整しようとするため、短時間でも筋力を上げる効果が得られます。

さらに血管にも振動を与えることで、ポンプのような刺激が加わって血流が良くなり、マッサージ効果も得られます。

 

ポイント的に筋のリラクゼーションを得たい方は下図のパルスミニのような器具もあるため、気になる方はお声かけください。

スタッフブログ 筋トレの注意点

2025/8/2(土)

今回は効率的な筋力トレーニングを行う為に注意して欲しいことについてお話します。

筋肉の収縮にはいくつか種類がありますが、主にトレーニングで用いるのには「求心性収縮」と「遠心性収縮」の二種類です。

スクワットをする時の大腿四頭筋(ふとももの前面の筋肉)を例にすると、膝を伸ばして立ち上がる時の収縮が「求心性収縮」、ゆっくり膝を曲げていく時の収縮が「遠心性収縮」です。

この二つの収縮ですが、「求心性収縮」よりも「遠心性収縮」の方が筋力増強・筋肥大が起こりやすいといわれており、「遠心性収縮」をうまく使うと効率よくトレーニングが行えます。


具体的には力を入れて曲げたり伸ばしたりする「求心性収縮」に2秒、元の位置に戻す「遠心性収縮」に4秒、時間をかけてみましょう。

 

ゆっくり戻すことを意識するだけで、これまで楽にできていたトレーニングでもきつく感じるようになるかもしれません。

せっかくのトレーニング、効果的かつ効率的にトレーニングを行いましょう。

 

スタッフブログ 腸腰筋のストレッチ

2025/7/5(土)

今回は腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉のストレッチをご紹介します。

 

腸腰筋(ちょうようきん)とは大腰筋(だいようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)という筋肉を総称して呼ぶ筋肉です。

一部の人には小腰筋(しょうようきん)という筋肉も存在します。

 

腸腰筋は主に腰に近い部分の背骨や骨盤から股関節付近につながっており、体幹と足をつなぐ重要な筋肉です。

 

長時間のデスクワークや運動不足等でこの筋肉が固くなったり衰えたりすると

・姿勢が悪くなる

・腰痛が生じやすくなる

・足が上がりにくくなりつまずきやすくなる  

等のデメリットがあり、腸腰筋の柔軟性を保つことは姿勢の改善や腰痛の予防・改善に効果的です。

 

今回は立った姿勢で行うものと寝た姿勢で行うものの2つをご紹介します。

 

・立った姿勢で行うストレッチ

  • 筋肉を伸ばしたい足を後ろへ引き片膝をつく
  • 軽く胸を張りながら前側の足へ体重をかけていく
  • 後ろ足の付け根や太ももの前が少し張る所で止める

 

・寝た姿勢で行うストレッチ

  • 伸ばす方の足をベッドから出します。
  • 反対の膝を両手で抱えお腹の方に引き寄せます。

※伸ばす方の足がベッドから浮き上がらないように注意して行います。

※股関節や骨盤の動きが不十分な方は腰が反り、腰部に痛みが生じる可能性があるのでそのような時は中断してください。

スタッフブログ 筋肉と疲労とタンパク質

2025/6/5(木)

リハビリ中の会話の中で「柔軟性のある筋肉をつけることが大切です」と毎日のようにお伝えしています。

特に体幹(お腹や背中)や膝関節周囲(太もも、ふくらはぎ)の筋肉については、腰や膝関節への負担を減らす意味でも非常に重要です。

 

筋肉は①筋肉を使う→②筋肉が少し壊れる→③筋肉を修復させる(あえて筋肉を休ませる時間を作る)ことを繰り返すことで大きくなります。

ただ、この工程を繰り返すことで筋疲労も出てきます。

 

筋疲労には主に以下のような2種類があります。

「末梢性の疲労」→筋肉そのものが働きにくくなってしまう状態

 原因①筋肉内のエネルギー不足

 原因②疲労物質の蓄積

「中枢性の疲労」→脳や神経系が原因となる疲労のこと

 原因①疲労に伴い脳の活動が低下すると、筋肉に正確に指令を送れなくなり、体が本来の力を出せない→運動に対するモチベーションの低下や、精神的な疲労が起こり、運動が続けられなくなる

筋肉の材料となるタンパク質が不足していると、トレーニングをしても効果が出にくいと言われていますので、普段から良質なタンパク質を摂ることをおすすめします。

また日本人は欧米人と比べタンパク質の摂取量が不足しがちといわれていますので、下記のタンパク質量を目安に積極的に摂取しましょう!

1日当たりのたんぱく質の食事摂取基準はおおよそ18〜64歳で65g、65歳以上は60gです。

 

食事で摂ったタンパク質がすべて筋肉になるわけではありません。

タンパク質は皮膚や臓器、細胞など、人体を構成する様々なところでも消費されますので、こまめに摂取するようにしましょう。

スタッフブログ 学会参加

2025/4/18(金)

横浜で開催された第68回日本手外科学会学術集会と第37回日本ハンドセラピィ学術集会に理事長と共に参加してきました。

年に一度は新しい知見を吸収しよう思い参加させていただいております。

これからの日々の診療に活かせるよう頑張りたいと思います。

スタッフブログ 杖の使い方

2025/3/5(水)

普段杖を使っている方もいらっしゃると思いますが、杖の長さをちゃんと合わせて使っているでしょうか?

今回は杖の長さを合わせる基準やどちらの手で持ったほうが良いのかを説明します。

まず杖の長さですが、まっすぐ腕を下したときに杖の持ち手が手首にくる長さにします。

 

この長さだと杖を持った時に肘が軽く曲がった形になり、杖を突いた時に力が入りやすくなります。

 

大体の杖は簡単に長さが調整できるようになっているので、ご自分に合った長さに調整しましょう。

もし長さ調節ができない杖だった場合は切って調整しなくてはならないので注意が必要です(木製の場合はのこぎり、金属の物はパイプカッターを使います)。

20年以上前、理学療法士学会でドラマや映画で杖を突いているシーンを調べた発表がありました。

その結果は殆どの作品が間違った側で杖を突いていたそうです。

では、そもそも杖はどちらの手に持つのがよいでしょうか?

例えば左足が痛くて杖を突く場合、

①左足に無理がかからないように右手に持ちますか?

②痛い左足の代わりとするために左手で持ちますか?

 

答えは痛い方と逆の手で持ちます。例えの場合で言うと①が正解です。

杖に体重をかけ、痛い脚に負担がかからないようにして歩きます。

杖を突く際はご自身の身体に合わせ上手に使っていきましょう。

スタッフブログ 足首と足指の運動

2025/1/31(金)

今回はタオルを使用した足首や足の指の運動をお伝えします。

日常生活では字を書く、食事をする等手指を使う機会は多いですが足趾(足の指)は意識しないとなかなか動かすことがありません。

しかし足首や足の裏、足趾(足の指)の動きは立つ・歩く等バランスを取ることにとても重要な役割をもっています。

足首や足趾が硬いと、バランス調節が難しくなったり、つまずきやすくなることで転倒の危険性が高くなってしまいます。

また扁平足になる可能性もあり、扁平足で足部のクッション性が減ってしまうことで疲れやすくなったり、膝等他の関節に負担がかかってしまう等のリスクがあります。

 

足首や足趾を良く動かすことはバランス能力の改善に伴う転倒防止やむくみの防止につながります。

 

①タオルギャザー

座った姿勢で床に敷いたタオルの上に足を乗せ、足の指を使って手繰り寄せるようにする運動です。

この運動では足部の筋肉を鍛えたり、足趾の動きが良くなることでバランス機能の改善や扁平足の防止になります。

            

 

実施時は踵が浮かないように行ってください。

すでに足趾の硬さが生じている方ですと上手く手繰り寄せることができないかも知れませんが、あきらめず日々繰り返して行ってみてください。

上手くできるようになってくればそれだけ足趾が動くようになってきたということです。

 

②ヒールスライド

タオルギャザーと同様にタオルの上に足を乗せ、足の裏を床につけたまま膝の曲げ伸ばしを繰り返します。

この運動では足首の動きをよくする効果があり歩行時のつまずきの防止やバランス能力の改善になります。

足の裏を床にぴったりと着け、踵やつま先が浮かないようにすることがポイントです。

               

                

 

どちらも左右10~20回ずつ、3~4セットを目安に行います。

普段あまり意識しないため動きが悪くなりやすい部位ですがバランス機能にはとても重要な関節なのでぜひ行ってみてください。